四国の中西部、愛媛県の山間にある遊子川(ゆすかわ)地区は、標高600m以上の空気がきれいな場所。嶺から流れ込む山水を引き込んで、50年以上に渡ってトマトを栽培しています。遊子川地区は昼夜の寒暖差が大きいため、甘みと酸味のバランスがとれた良質のトマトを収穫できるのです。
また、クロマルハナバチを用いた自然に近い受粉作業を採用。化学農薬に頼らずに、安心して食べていただけるトマトを育てています。
リコピンズが生まれたのは2014年の春。トマト農家のおかあさんたちが中心になって「遊子川ザ・リコピンズ」を結成しました。遊子川地区は、過疎・高齢化が進む限界集落。元気がなくなっていく地域をなんとかしたい、と立ち上がったのがきっかけでした。
特産品をつかった地域起こしを、と目をつけたのが自らの手で栽培しているトマト。丹精こめて育てたおいしいトマトで、食べた人も地域も元気に笑顔にしたい、という想いで活動をしています。
トマトには「リコピン」が含まれています。リコピンは、トマトを赤くさせる成分で、抗酸化作用が強く、からだの調子を整えるのに役立ちます。
リコピンズでつくっている商品には、さらに栄養価を高めたトマト酢を使用。トマト酢はストレス軽減や美肌、疲労回復などさまざまな効果が期待できるといわれていて、リコピンズの元気のみなもとになっています。
まちも、ひとも、みためも、こころも、若々しく、元気に。私たちの活動は、続いていきます。